最近の風潮について思うこと

是:宇にNATOが覇権を拡大すること
非:宇に露が覇権を拡大すること

 

是:ロシア政府機関へのハッキング
非:日本政府機関へのハッキング

 

是:宇選手がスポーツ大会で平和(注1)を訴えること
非:露選手をスポーツ大会に呼ぶこと

 

是:プーチン政権を倒そうとすること
非:ゼレンスキー政権を倒そうとすること

 

是:経済制裁(注2)を行うこと
非:戦争(注3)を行うこと

 

是:日本政府が宇に防弾チョッキを提供すること
非:日本政府が台湾に防衛装備を輸出すること

 

是:プーチン大統領を暗殺すること
非:ゼレンスキー大統領を暗殺すること

 

是:人道回廊(注4)を設置すること
非:民間人を盾にすること

 

是:宇が民間人に銃を取らせること
非:民間人に銃を向けること

 

是:宇に小火器を供与すること
非:宇に戦闘機を供与すること

 

是:宇が原発を稼働(注5)すること
非:露が原発を攻撃すること

 

是:核による相互抑止
非:露が核使用に言及すること

 

是:西側諸企業が露国内店舗を閉鎖すること
非:西側諸企業が中国国内店舗を閉鎖すること

 

是:日本政府が露政府を非難すること
非:露政府が日本を非友好国リストに挙げること

 

是:宇が原発保有すること
非:独が原発を稼働(注6)すること

 

是:宇難民を受け入れること
非:シリア難民を受け入れること

 

是:NATOコソボに介入したこと
非:露が宇に進軍すること

 

こういうマインドセットはいかんと思う

何故、「是」は許されて「非」は許されないのだろう??

ダブルスタンダードの極み

 

「西側の一員として」という理由しか無いのであれば、それは理由が無いことと同義だと思う。つまりそれは、単に立場の違いでしかないので、相手を納得させられない。そして相手を納得させられない理由をいくら並べても、それは理由を提示していないことと変わらない。


注1:平和とは戦争の無い状態であり、戦争とは政治の延長である
注2:経済制裁とは民間人を害する行為である
注3:戦争とは軍人を殺す行為である
注4:民間人が盾にされているから人道回廊が必要とされる
注5:原発稼働は被弾時のリスクを高める
注6:宇はポーランドに、ポーランドは独に電力を輸出している